デュッセルドルフ郊外にある野外美術館「インゼル・ホンブロイヒ美術館」と安藤建築「ランゲン美術館」(5月18日)
そろそろデュッセルドルフ滞在も終わりに近付いて来たので、Jちゃんにおススメしてもらった野外美術館に行ってみました。
正直長時間の飛行機移動や早起きなどで、到着早々ヘルペスが出来て体調も万全ではなかったのですが野外美術館ともう1つ、その近くにある安藤忠雄氏の建築が見たかったので何とか力を振り絞って(苦笑)出掛けました。
行って来たのは「インゼル・ホンブロイヒ美術館」と「ランゲン美術館」。
デュッセルドルフ郊外、ノイス地区という日本人駐在員の方が多く住むエリアからバスで少し行ったところにあります。私は借りていた家の目の前にトラム駅があったので、そこからトラム→バスと乗り継いで行きました。これがまぁ結構大ごとでして(苦笑)トラムまでは良かったのですが、バス停がどこか分からない。自分で見ても分からない…色んな人に聞いても誰も分からない…しかも乗り換え時間がそんなになかったんですよね。嫌な予感はしていたのですが的中。
「あーもうダメだ。バス行っちゃったな…」と呆然とする私の目の前を、乗るはずだった"877"のバスが通過〜!!!と思ったら信号で止まったので必死でバスの運転手さんに乗せて〜!とアピール。すると運転手さんが前方を指差すので、次の停留所に行けって言ってるのかな?と考えた私はバスと同じ方向に走る、走る(苦笑)とりあえず次の停留所まで走れ〜〜〜!って感じで走っていたのですが、何故か運転手さんは適当なところで停車させてドアを開けてくれました。よく分からなかったのですが、とにかくバスに乗れました(苦笑)これを逃すとバスは1時間待ちだったのでとりあえず結果オーライ?運転手さん、ありがとう。。。申し訳ありません。。。
しかしほんと不便なところにあるのですよ、この美術館は。
ケルン郊外の「ブリューダー・クラウス・ フィールド・チャペル」然り。
今回の旅で訪れた美術館や教会は不便な場所のところが多かったな…
その代わり、すごくいい景色が楽しめるのですが。
バス停"Insel Hombroich"に到着。見渡す限りの畑!!!
バス停から少し歩いて美術館のエントランスへ。
ここでチケットを購入します。地図は必須なので絶対捨てないで下さい(笑)
さて、このインゼル・ホンブロイヒ美術館。
広大な敷地にいくつもの建物が散らばっています。
その散らばった建物を迷路のような道を進んで1つ1つ見て行く感じの作りになっています。
まずエントランスの建物を進むとこちらの建物が現れました。
中はがらんどう…
建物を抜けると、こんな素敵な自然が広がっていました!
この時点で「うわー来て良かった!」って素直に感動してしまいました。
5月という素晴らしい季節にここに来られて良かったです。
池の前にはベンチがあって、何時間でも座っていられそうでした。
点在する建物の大きさは色々。
大きなところもあれば、一部屋だけのものもあったり。
でもどれもレンガ造りで、ここ一帯が元NATOのロケット発射基地だったらしく、
倉庫の外観をそのまま利用しているのかもしれません。
世界観がジブリ
なんかアフガニスタンとかトルクメニスタンとか、ああいうイメージ。
(実際は何か分かりません…)
これ、すごく面白い。樽?なに?
これは現代アートっぽい。
色んな種類のアートが混在しているイメージでそれがすごく面白かったです。
ワークショップなどが行われていそうな木造の建物
この日はシーンとしておりました。
完全にジブリの世界観(2回目です)
野生の鳥が至る所にいます。
近付いても逃げません。人馴れしています。
小さな建物の中には…
小さい兵隊さんが整列していました。
個人的に1番好きだったキュービックルーム
中は大きな絵が4枚飾ってありました。
空間の使い方が贅沢で、1番好きでした。
そしてここは…食堂なのですが、なんと無料でお食事出来ちゃうのです!!!
飲み物も無料で、私はミルクティーと、黒パンとじゃがいも。
オレンジ色のものは林檎のピューレでした。甘くて美味しかったです。
じゃがいもも甘くて、さすがドイツのじゃがいも!!!
もうここに載せきれないくらい沢山の建物、アート、自然が詰まっています。
天気がいい時にピクニックがてら行くのは本当におススメです。
結構歩くので歩きやすい靴で行くのがいいと思います。
今回は1人でしたが、友達とお弁当持って来たいなーと思うような場所でした。
敷地の地図も載せておきます。
私は大体2時間で回りました。ご参考までに☺︎
そしてインゼル・ホンブロイヒ美術館を後にして向かったのが、安藤忠雄氏設計の「ランゲン美術館」。到着したバス停を挟んで反対側のエリアにあります。先程の畑を突っ切って向かう感じです。私が拝見したブログではマチマチでしたが、私はホンブロイヒから徒歩約15分で到着しました。
途中こんな線路も渡ります。
見えて来ました〜!ランゲン美術館です。
紛うことなき、安藤忠雄建築!!!素敵〜〜〜!!!
中は撮影禁止でしたが、素晴らしく素敵でした。
展示も、空間をうまく使ってあって良かったです。
そして帰りのバスまで少し時間があったので撮影祭り!!!
あらゆる角度から写真を撮りまくる!!!
人も少ないし、落ち着いた雰囲気で、すっごく良かったです。
この2つの美術館は必ずセットで訪れるべし。いや〜来て良かったです。
帰りのバス停で。ドイツ名物"Apfel Schorle"(アップルサイダー)を飲みながら。
バスは1時間に1〜2本と本当に少ないのでしっかり確認しておきましょう。
団体の方は(最寄りの鉄道駅orトラム駅まで)断然タクシーがおススメです!
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