カーブーツセールとミュージカル

 

この日はウィンブルドンで開かれるカーブーツセールに行って来ました。

カーブーツセールと言うのは、日本で言うところのバザーのようなものです。
自宅での不用品を売るところも多いので、正直雑多な印象。
良いなと思ったものでも、段ボール箱の中でグチャグチャに置いてあるので
よく見ると欠けていたり、ヒビが入っていたり…
これが完品だったら絶対買ったのにー!と悔しい思いをしたものも多数です。
それでも何点かは本当に掘り出し物に出会えました!
お値段もロンドンの割には安価です。
ごちゃごちゃとした箱の中を探す感覚は宝探しのそれに似ていて
ワクワク感とかドキドキ感を凄く味わうことが出来、楽しかったです。

お店の人もユニークな人が多く、気に入った品物を発見した私は、いつもの通り
値段交渉をしたのですが、そこのお兄さんはなんとコインの裏表で賭けをして、
買ったら○ポンドにしてあげるよ!と勝負を挑んで来たのです。
そして見事………私の勝利!
お兄さん、ここのところ負け続きのようでした(苦笑)


ホテルに荷物を置いて、次はエンジェルのカムデンパッセージへ。
アンティークのお店が並んでいる小さな通り。


余りにも細々とお店が並んでいるので非常に入りにくい…
ブラブラとして、余りに気になるものもないし、値段も高そうだったので
パッセージ入口のドイツのアンティークが並んでいる小さなお店で
可愛らしいトリオを1つ購入して早々に退散。

雨が降り出したところで運良くヴィクトリア行きのバスが!
バスに飛び乗りホテルへ。

するとバスが「オペラ座の怪人」を上演しているシアターの前を通過。

今回の滞在中どれか1つはミュージカルを観たいと思っていたのですが
滞在中なかなか空いている時間を見付けることが出来ずに半分諦めていました。
ところがヴィクトリアからシアターまでバスが出ていることを発見し、
「よし。今日の夜、席が空いていたら行こう!」と突然決意。
ヴィクトリアの駅に着き、早速ボックスオフィスを見付けて
「オペラ座の怪人」の空席を確認。
無事席を確保出来たので、この日の夜、ミュージカルを観に行くことに。

「オペラ座の怪人」を観に行く前にホテルで腹ごしらえ。
カドバリーのスポンジチョコレートプディングをデザートに、美味しかったです♪

「オペラ座の怪人」はストーリーも知っているので多少英語が聞き取れなくても
全く問題なく世界に入り込めます。
それに音楽が大好きなので、観ると本当に鳥肌が立ちます。
お約束のシャンデリアが落ちるシーンでも大興奮!!
やっぱり観に来て良かったー!とカーテンコールで大感動でした。

ロンドンに来たら必ずミュージカルを1つ観て欲しいです。
私は以前のロンドン滞在中にミュージカルや舞台を何本も観ました。
ハリウッドスターが普通に舞台に立つ光景は本当に不思議なものです。
ケビン・スペイシー、ジュリエット・ルイス、ダニエル・ラドクリフ…
皆オーラがビシビシと舞台から伝わって来たのが印象的でした。
それに英語が解らなくても演技のうまさと言うのは解るものです。
正直ケビン・スペイシーの舞台なぞ、1%も理解出来てなかったかも(苦笑)
でも彼の演技力・オーラにひたすら圧倒されていました。

なかなか日本にいるとミュージカルや舞台が縁遠く感じますが
ロンドンではむしろ娯楽の1つで誰もが気軽に楽しめるのが魅力です。
無理してお洒落をして行く必要は全くありません。

次回の滞在には何を観に行こうかな。
それを考えるだけでも楽しみで仕方ありません!

コメント