トゥルッリの森〜アルベロベッロ〜

バーリで泊まったホテルはまた後ほどご紹介するとして、アルベロベッロへの旅を

先に続けたいと思います。

ちなみに今回はバーリを起点に別の街に1泊したので、大きいスーツケースは
バーリのホテルで預かってもらいました。

さあ、この日も早朝からバーリからアルベロベッロへ移動です。
しかしここが最大の難関で、駅が見付からないのです!!

今回ガイドブックと言うものを持たずに、必要な資料だけ印刷して来たのですが
その資料を見ても見付けられないのです。
とても親切に書かれている資料なのに…
しかもバーリの駅舎には係員が全くおらず。
チケット売り場周辺の人に聞いても「英語はダメ」と言われたり、
教えてもらった方に行っても見付からないのです。

しかもバーリには3つの駅があり、駅舎が連なっています。
「こっち?」「あっち?」とやっているうちに何往復したことでしょう…

しかし冷静にその資料を見てみると…ありました!
「ない!」と思い込むと目の前の物さえ見付けられない…
まさにそんな感じでしょうか(苦笑)

時間に余裕を持って出ていたので乗りたい列車に無事に乗ることが出来ました。
ちなみにFerrovie Sud-Estと言う私鉄で向かいます。

治安が悪いと言われているイタリアですが、アルベロベッロ行きの列車には
口輪をした大きい野犬を連れたホームレースのようなおじさんが闊歩したり
車内で赤ちゃんの泣く声より大きい声で喧嘩をする女性など…
かなり個性的な方々が乗っていました。
しかしそんな車内でも結局寝てしまう私…想像するだけで恐ろしいですよね(苦笑)

アルベロべッロ駅に到着。
駅から世界遺産であるトゥルッリ群には歩いて向かいます。

細い路地を抜けて…


大きな広場が見えます…

更に進むと…見えたー!

ずっと写真だけでしか見たことのない街が目の前に広がっています。
不思議な世界。

トゥルッリの森へ!

犬…ではなく、実はその上に並んでいるお土産の小さいトゥルッリが可愛い。

教会。



お土産屋さんが沢山あります。


屋根に月、十字架、ハートなどのシンボルが描かれています。
それぞれ意味があるようです。

トゥルッリの構造とシンボルの説明を見付けました。
…が読めません。。

色んなお家の玄関にツボが飾ってあって不思議でした。
お花を飾っているお家も。何か意味があるのでしょうか??

細い路地をウロウロと歩き回りました。
どこを通ったか、もう分かりません!迷路のよう。

無料の展望室があったので上ってみました。
トゥルッリ群が一望出来ます。とても不思議な景色です。

左右対照。
ちなみに1つのとんがり屋根に部屋が1つです。


緻密な屋根。

腹ごしらえはトゥルッリ群の入り口にあるカフェでパニーニ。
美味しかったです♪

しかし正直、ずっとこのトゥルッリを見続けると…飽きます(苦笑)
なにせどこに行っても同じ景色なのです。。。
ひたすら路地をウロウロ…
半日あれば十分ということで日程を組んでいたのですが正解でした。

視点を変えて…
アルベロベッロで見付けた可愛いものシリーズ





滞在時間は約4時間でした。
それでものんびり見ることが出来ましたよ。

アルベロベッロの駅はこじんまーり。

こんな電車。

中は綺麗です。

さて、バーリ駅に戻って来ました。
アルベロベッロ行きの私鉄はこの大きな建物の奥にあり、地下道を通ります。
そこに切符売り場もあります。

さて、14時頃にはバーリに戻り、次に向かった先は…
長くなりましたので次回に続きまーす!

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