Day9:レースの街、Honiton(ホニトン)

9日目はHonition(ホニトン)に行って来ました。

個人的にレースが大好きで、これまでの買付けでホニトンレースにも出会っていたので
いつか本場に行ってみたいと思っていました。
そうしたら前々回にご紹介した"RSVP"No.17をパラパラとめくっているとホニトンが紹介されていたんです!
これは呼ばれているな!と今回の予定に組み込むことにしました。

ホニトンは、1840年のヴィクトリア女王の婚礼用ドレスとヴェールを作ったことで有名で、
現代に於いてもイギリス王室の洗礼式では代々ホニトンレースが使われているんです。
ホニトンレースは、ホニトンで作られたレースと言う訳ではなく、
この地域一帯で作られたレースがホニトンに集められロンドンに送られた為に
総称して「ホニトンレース」と呼ばれています。
ホニトンレースは私の大好きなベルギーのデュセスレースをお手本とされているので
イギリスのレースの割には繊細で、素朴で愛らしいのが特徴です。

ホニトンはロンドンから南西に位置し、電車で3時間掛かります。
バースよりももっと西なんです。往復6時間…長旅です。

"RSVP"No.17に載っていたアンティークショップ
"Fountain Antiques Centre"

"The Honiton Antique Centre"

開いていなかったのですが外から見て素敵だったアンティークショップ。
家具系の大きめアイテムがメインのお店。
"Pilgrim Antiques"(ここは雑誌に載っていませんでした)

ホニトンのハイストリート

行きたかったレース博物館
入場無料です。






珠玉のレース作品が展示してあります。
「糸の宝石」とはまさに。本当に繊細で美しいです。

ベビーガウン
今回は私も沢山のベビードレスを仕入れましたよ!

すごい数のボビン

実演兼案内係の方が色々説明して下さいます。

そしてこちらも行きたかった"Lacemaker's Cafe"
お隣はアンティークショップ!

ちょっと暗いですが…

特にレース関連の何かがある訳ではないのですが…
こんな絵が飾ってあったり、くらいです。

today's special、カニのサンドウィッチ!

スコーンもどうしても食べたくて…
サンドウィッチは1つ持ち帰りました。
スコーン、何と言ってもクロテッドクリームがめちゃウマでした!!!
私はジャムは使わず、クロテッドクリームのみで食べます( ´ ▽ ` )ノ
カフェの近くにクロテッドクリームのアイスクリーム屋さんもあったんです。
すっごく行きたかったのですが満腹過ぎて…無念。

"HONITON LACE"と書いてあったレストラン。
元はレース関係の建物だったのでしょう。
博物館にありましたが、今はレースのレッスンを受ける人はいても職業にしている人はいないそうです。
以前は街の重要な産業でしたから、色々なところに面影を残しているんですね。

帰りのホニトン駅から撮影した風景。
のどか〜

ホニトンにも大きめのアンティークセンターがあり、小さいアンティークショップも何軒か並んでいるので
いいものに当たれば来る価値もあるかな、と思いましたが、今回は厳しかったです。
僅かなレースとtin缶、アリスのスカーフなどが見付かり、いいものも買えましたが物量的には厳しいですね。

レース好きの方には是非一度訪れて頂きたい街です!
その際は是非クロテッドクリームのアイスクリームを食べてみて欲しいです。

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