チェコの世界遺産巡り|ブルノ〜世界遺産のトゥーゲントハット邸〜(6/15)

6月13日(土)Brno(ブルノ)に行った話。

コロナ自粛が明けて1番に予定を入れたのがブルノでした。
何故なら行ってみたいところが2ヶ所あったからです。

①蚤の市②世界遺産のトゥーゲントハット邸です。

トゥーゲントハット邸は、通常なら何ヶ月も先まで予約が入っていてなかなか入れないところなのですが、コロナでキャンセルが出るだろうと予測して、先にバスを押さえました。そして無事1週間前くらいにキャンセルが出て予約が出来ました。

あとで考えると、このトゥーゲントハット邸が予約出来ていなかったら、このブルノ行きは何だったの?となるところでした。何故なら①の蚤の市がキャンセルになっていたからなのです。しかもこの日は猛暑!!!爆裂に焼けたし、ブルノの街自体は個人的に惹かれるものもなく、、、。

聖ペトロと聖パウロ大聖堂、キャベツ広場、自由広場、旧市庁舎など一通り歩いて、Jちゃんに教えてもらった素敵なCafe ERAでキャロットケーキを食べて、超モダンでインテリアが秀逸だったトゥーゲントハット邸を見て、プラハに帰りました。

それにしてもチェコの世界遺産って、ほんと南に集中しているんだよなー。
今月、何回この移動繰り返すんだろうなーっていうくらい移動する予定です(笑)
(チェコの世界遺産制覇:6/15)


ブルノ駅


聖ペトロと聖パウロ大聖堂が奥に見えます。


キャベツ広場はマーケットが開いていました。


人気のお店は長蛇の列が出来ていました。私も地元ならイチゴ買いたかったー


聖ペトロと聖パウロ大聖堂


聖パウロ大聖堂


変なところを歩いていたらシュピルベルク城が見えた!


素敵な建物


街中へ、、、


薬局の入り口にザリガニ発見!


支える人々。夜中に動き出しそう。


自由広場の仕掛け時計。11時になると、どこからともなく球体が出て来るらしく、待っていたが、、、待てど暮らせど出て来ず。諦めた。


旧市庁舎
真ん中の尖塔にご注目。ぐにゃりと曲がっています(笑)見る人に落ちて来る!と錯覚させる仕掛けとも、満足な報酬が得られなかったことに対する報復とも言われているそうです。


昔、ブルノ市民を怖がらせていたワニをドラゴンと勘違いしていたという逸話により飾られているそう。


素敵な建物


ゴシックで目を奪われた素敵な建物


やって来ました、旅に出ると無性に食べたくなるマック(笑)バンズをグルテンフリーにしてもらったら、やっぱり味気ない。


自由広場のトラム乗り場近くにあった、面白い扉


トラムは15分乗車で100円。普段はなるべく歩くけど、この日は爆裂暑くてトラムを利用。


蚤の市がキャンセルと知り、意気消沈して予定を変更。トラムでトゥーゲントハット邸へ。


9番トラムに乗り、トゥーゲントハット邸へ到着。ガイドツアーのみでの入場で、時間まではまだ。とりあえず先に庭だけ入ってみることに。


庭は小さいけど、トゥーゲントハット邸が正面から見られるので、建物だけ見たい人にお勧め。


トゥーゲントハット邸


小高い丘に建っており、ブルノ市街が一望出来る素晴らしい立地。
ハーブがどっさり植っていた。


トゥーゲントハット邸エリアは素敵な戸建てがたくさん並んでいる住宅地でした。
バラが咲き乱れていました。


Cafe ERA
Jちゃんにお勧めしてもらったカフェ。建築家ヨゼフ・クランスによる、機能主義スタイルの建物。さすが、Jちゃん。


キャロットケーキとレモネード


ユニークな階段、色使いも独特よね。個人的にはドイツ(ベルリン)っぽさを感じる。


さて、時間になったのでトゥーゲントハット邸へ戻ります。玄関。


お城も大聖堂も見える素晴らしい眺望。


靴にビニールを付けて入場します。(専用の機械がある)


寝室。大きな窓。そこから先程の絶景が見える。


子供部屋。木材はアジアやブラジルから輸入していたそう。机や椅子はまさに機能主義的なフォルム。


木の感じと、棚が浮いているのがいい。


扉は天井まである。すごく広々と感じる。
あ、この右下にあるのが靴にビニールを引っ付ける機械。


書斎


お風呂
無駄がなく、使いやすそう。


リビング
なんとトゥーゲントハット邸、予算なしで建てられたそうです。ユダヤ系の織物商だったトゥーゲントハットさんは大富豪だったみたい。そして設計士であるミース・ファン・デル・ローエは設計だけでなくほとんどの家具もデザインしたそうです。


この柱も、スチールでモダンにアレンジされている。


右がブルノチェア、左がトゥーゲントハットチェア。実際に今でも売られているそうです。座ってみたい。


シンプル&モダン


この椅子とテーブルも素敵


テーブル


この奥は、、、


ダイニングでした〜


スイッチのデザインまでこだわりが見えます


オニキスの一枚岩の壁、横から。これで光を取り込んだそう。


後はベルトになっている。洋服のデザインとかにも影響与えてそうな斬新さ。

地下にはボイラー室、ヒーター&クーラー設備、庇の出し入れなどの設備が沢山ありました。見応えのあるトゥーゲントハット邸!なんと入場料2,000円+写真撮影1,500円という超〜強気なお値段となっております。プラハのミュラー邸も高かったもんなー。


実は当初バスで往復する予定でしたが、気が変わって(というか早起きがしたくなくて)電車で往復することに。しかも蚤の市がなかったので帰りの時間も再度変更してバタバタの滞在となりました(笑)とにかく暑かった!汗で体がベトベトになりました。湿気のある暑さは無理です。。。

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