黒猫レストランとレース博物館〜ブラーノ島〜

 ぷらぷらとブラーノ島を散策しまして、この日のランチは人気の

トラットリア・アル・ガット・ネーロへ!

ブラーノ島の旅行関連ブログを拝見すると必ず出て来るこちらのお店。
時期によっては予約が必要とのことで、カーニバル時期だからと勇んで
予約を入れていたのですが、どうやらこの日は空いていたようで
お店に着いて名前を告げても、全く関係無さそうに席に通されました(苦笑)

「ガット・ネーロ」はイタリア語で黒猫のことなんだそうです♪

お店オリジナルデザインのお皿はドイツで特注で作っているそうです。
お店の隣にこちらのお皿などを販売しているお店があるのですが
お値段が結構なものでした。やはりオリジナルなのでお高いんですね。

家庭的な雰囲気の店内。

勿論ヴェネチアンガラスのシャンデリア
壁にはベニスの風景や黒猫の絵が沢山飾ってありました

ここにも黒猫ちゃん発見!遊び心があって可愛い!

絶品の蟹のパスタ!!!

お店の看板メニュー、ゴーのリゾット!!!
ゴーとはハゼに似た小さな魚とのこと。
※リゾットは2名分からの注文になります。

こちらもブログで絶賛されていたティラミス!!!
美味しかったのですが非っ常ぉぉぉ!に甘いので要注意です。
私は全て頂きました♪

ティーカップもオリジナルデザインのもの。

それにしてもこちらのお店は気付けば日本人だらけでした!(笑)
女の子のグループ、年配の方の添乗員さん付きグループ、お上品なご夫婦、と
そんなに大きくない店内に4組も日本人がいましたよ。
それだけ人気店なのですが、お味も確かで、パスタはまた食べたい!!
ボンゴレのパスタも人気だそうで、とても気になりました。
それとシーフードのフリットも食べてみたかったです。
非常に満腹になり、お店を出て、レース博物館に向かいます。

またまたラブリーなデコレーションのお家を発見!
赤ちゃんが生まれたんですかね♪

お土産物屋さんもレースと仮面がメインです

窓辺に猫ちゃん

"Museo del Merletto" レース博物館に到着です!
ここはかつてレースの専門学校だったそうです。

しっかり時間を取ってたっぷりとレースの世界に浸って来ました。
イタリアのレースと言うと少し野暮ったい印象があったのですが、ヴェネチアンレースでも
比較的現代に近いものになると非常に繊細で美しかったです。
時代を追って沢山のレースを見ることが出来て大変勉強になりましたし
いつか自分が製図(デザイン)が出来るようになった時の為に、
色々なインスピレーションをもらって来ることが出来ました。

館内は撮影禁止なのですが、入口付近で撮影したこちらだけご紹介致します。
下に沢山ぶら下がっているのがボビンで、これらを織って編んで行きます。
このクッションのようなものを膝に乗せて、非常にコンパクトなスペースで
作業が出来るように工夫されていますよね。
私の場合は丸いクーサンを机の上において織っております。

写真が撮れない分、本とポストカードをしっかりと購入致しました!

アンティークレースのお店

母がハンドメイドのシルクで出来たレースのテーブルクロスを購入したので
お店の方がレースメイキングの実演を見せて下さいました。

時間の関係でゆっくり見ることが出来ないのが残念でしたが
おばあちゃんが丁寧に、しかし手早く差しているのを拝見出来て感動でした。
ちなみにこちらは針で縫って行くニードルレースです。

こんな窓辺作り、参考にしたいですね!

レースのベビードレス、ピンクの壁とマッチしてラブリーです

レースの街では必ず見掛けるお土産用のレース

僅か半日ほどの滞在でしたがブラーノ島をしっかりと満喫出来ました。
しかしながらもっとアンティークレースのお店を1つ1つゆっくりと
見たかったなーと思います。
ブラーノ島なんて、人生でそう何回も訪れることの出来る場所ではないので
もう少し余裕を持って来ても良かったかな、と思いますが贅沢ですよね。
しかしまだムラノ島も行っていないし、またいつかヴェニスに訪れたいです。

ヴェニスと言えば…突然ですが、「ベニスに死す」の映画が大好きです。
と言ってももう10年以上前に見たきり、見ていないのですが。
当時、タジオ(少年)の美しさとヴェニスの風景の美しさにうっとりと見ていた
記憶がございます。またタジオを追い掛ける老人のストーカー行為!にも
怖いもの見たさのような、なんだかゾクゾクとした感じがあって面白かったです。
そんな場所に実際に来たんだな、と思うと不思議な気分もします。
また改めて見てみようかな♪
きっと実際行った後に見るとまた違った発見が出来そうな気がします。
とってもオススメなので未見の方は是非!

さあ、そんな訳で美しいヴェニスとはここでお別れです。
ローマ広場からバスに乗ってトレビソ空港へ!

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